概要

日本では、主に細長い形にしたものを麺と呼ぶ。 「麺」は法令では平仮名で「めん」と書かれる(「カップめん」など)。 日本語の「麺」の用法は、英語のnoodleに当てたものと推測できる。 現在、世界各地に様々なものを原料とした、様々な麺が存在している。さらに麺を調理した麺料理になると、そのバリエーションは数え切れないほどである。

起源説や日本国外の麺

各説あり定かではない。中国原産の小麦による餅が食べやすく改良されて生まれたとされる麺がアジア各地に広がり、マルコ・ポーロによりイタリアに伝わったとの説が流布しているが、信憑性はあまり無い(パスタの項参照)。中国に小麦が伝わったのは前漢(紀元前1世紀前後)時代に西方との交易路が開けてからであると言われているが、他の穀物を使った麺が地中海地域で小麦粉のものに変えられた可能性も考えられる。現在までに発見された最も古い麺類の遺物は、中国青海省民和回族トゥ族自治県の喇家遺跡で見つかったおよそ4000年前のものである。これは小麦粉ではなく粟で作られていた。 漢語や現代中国語で言う「麺」は、小麦粉による粉食一般を指す。たとえば餃子(ぎょうざ)や肉まんなども麺(麺食)として扱われる。一方で中国語では、蕎麦、ビーフンなど小麦粉以外を使った物は本来「麺」として扱わない。 イタリアで言う「パスタ」(pasta 英語のペースト"paste"に相当)も、ロングパスタ以外にマカロニ、コンキリエ、そしてラザニアやピザなど細長い形以外のものも含めた粉食、穀物加工食全般を指す。

麺の成形法

原料となる粉をこねて生地とし、麺にする方法にはいくつか種類がある。通常は、加熱する前に目的の形に成形するが、中国浙江省の烙麺や北京の炒餅の餅のように、薄くのばして焼いてから細く切るという特殊なものもある。 また、麺にした後、そのまま加熱して食べられるようにする場合以外に、乾麺、冷凍麺などにして保存する場合もある。

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